ザ・マジックアワー
2008年 06月 21日
「ラヂオの時間」、「THE 有頂天ホテル」を抜きました。
三谷幸喜、最高傑作の誕生です。
本作も前3作と同じく、或いはそれ以上に演劇要素の強い作品でした。
大げさな演出とキャラクターの濃さで笑いをとり、
吉本新喜劇のようなお祭り騒ぎでラストを迎える。
三谷流コメディもすっかり確立した感があります。
主演の佐藤浩一は、かなり良かったです。
個人的にはバーテン役の伊吹吾郎(水戸黄門の角さん)も絶妙だったと思います。
「THE 有頂天ホテル」に出ていた人が同じ役でちょこっと出演していたり、
超大物の監督や俳優さんたちがちょい役で出演しているところが
ちょっとした楽しみでもあり、同時に驚きでもあります。
「監督の映画なら喜んで」と大物さんたちに言わしめる三谷氏に
映画を観ながら一人で感心しておりました。
本作品のPRで最近よくメディアに登場している三谷氏が
とある番組で「ロマンスの神様」を熱唱していました。
これからもがんばってください。
by akio-511 | 2008-06-21 22:34 | 映画